【対話の学校】を一番受講してほしいのは…医師です。
治療者のみなさんは、患者さんの話を伺っていて、あまりにもひどい医師の言葉に唖然とすることはありませんか?
「次に転んだら車いす」
「どんどん関節は壊れていくから」
「いずれ手術だね」
「そんなに痛いはずはないんだけどね」
きっと医師は他にもいろんな説明をしていて、患者さんはその中のマイナス面だけを強く覚えているのだと思います。
それにしてもひどい。
教育すべきは、「医師」の方ですよね。
(もちろん、そうではない患者さん思いの医師もたくさんいらっしゃることも知っています)
慢性の痛みを抱える患者さんの話を伺うと、多かれ少なかれ医師や治療者からのマイナスの暗示の影響を受けていらっしゃいます。
そのマイナスの暗示を解くことは、症状の回復に役立ちます。
というより、必須なのかもしれません。
私たち治療者はそれができる立場にあります。
なぜなら、私たちは医師以上に長い時間患者さんの側にいて、からだに触れて、話をすることができるからです。
その影響力はみなさんが思うよりも大きいのです。
いつかこの【対話の学校】を医学部に持っていけたら、とも思っています。
そのいつかのためにも【対話の学校】をコツコツと続けていきます。