困った時こそ真価が問われる

私は、今、少々困っています。

 

うまく行っているときには、「良い点をみて」「信頼と尊敬で」「自分を大事に」などができていても、困った時にそれができるかどうかで真価が問われるのだと感じています。

 

53()に、渋谷でトークショーを行うのですが、どうやら人が集まっていないようで、書店さんから「なんとかしてください」と言われました。

 

「なんとか」と言われましても、と困っています。

 

そこで、困った時の対処法を自分にも言い聞かせる意味でまとめてみました。

 

まずは、ストップです。

1にも2にも、「落ち着くこと」です。

 

多くの場合、困った時にはマイナスの感情が暴走します。

「そんなこと言ったって」「そっちだって」

「私がもっと〇〇だったら」「私が××だから」

 

だれかのせい、なにかのせい、自分を責める、そして落ち込む。

これらはすべて多くのエネルギーを使います。

 

困り事で頭がいっぱいになり、視野も狭くなり、視野が狭いために同じことを何度も繰り返し考え、マイナス感情がループします。

 

だから、一旦ストップします。

 

ストップしたら、「困った状況」や「困っている自分」を認め、許しましょう。

 

「そういう時もある」その一言です。

どんな人にだってうまく行かないことはあります。

 

そして、思い出しましょう。

「命をおびやかされるほどのたいした問題ではない」ことを。

そこまでやって、落ち着いたら次に進みます。

 

「今できることはなにかな?」

 

マイナスの感情が暴走したまま、「今できることはなにかな?」と考えても、いいアイデアが生まれませんし、そのアイデアを行動にうつす勇気も生まれません。

 

「困った」⇒「落ち着いて対処できた」

 

この経験の積み重ねることで、困難に対処する経験値があがります。

そして、困難の克服しかたをこうして人に伝えることもできるようになりますよ。

 

 

だからいいのです。たまに、困ってもOKです。